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2006年4月 8日 (土)

外国人作家とのコミュニケーション

Blog_003
(C)Michael Dweck 2004

海外作家との交渉はたいへんな仕事だ。
企画立案、営業・プロモーション方法、販売条件など、とにかくコミュニケーション量が膨大になる。

次回の企画展で米国人写真家マイケル・デウィックの日本初個展を行う予定だ。(5月30日から)彼は2004年に写真集“The End : Montauk NY”を発表している。オールヌードの若い女性がサーフボードを抱えて砂浜を走っている表紙イメージを覚えている方も多いのではないだろうか。雰囲気がブルース・ウェバーに近いので、作家名を勘違いした人もいるかもしれない。

彼とは昨年秋くらいからほぼ毎日メールで連絡をとりあっている。メールのおかげで電話で話すことが少なくなくなり、昔よりは仕事がかなり楽になった。 伝えたい内容を文章で整理して簡単に送れるEメールは海外交渉に非常に役立つ。かつては、国際電話で作家と話して、内容の確認をFAXでおこなうようなコミュニケーションを行っていた。今思い返すと信じられない。

外人は自己主張はするが、話して納得すればこちらの言い分を聞いてくれる場合が多い。 だから外人と話を進める場合はできるだけ本音を話すように心がけている。都合の悪いことは聞かないで返答しない、ではだめなのだ。一方日本人は、こちらの意見を聞いているような態度をとるが、自分に都合のよい話以外、全くきいていない場合が多い。相手を説得しない、自分も説得されないのが日本の伝統的コミュニケーションだそうだ。

日本人同士でも誤解してしまうのだから、外人にはこんな日本人の態度は理解不能だろう。外人の自己主張にはうんざりするが、こちらも主張すればどうにかなる。本音が理解しにくく、意見を聞かない日本人との対応の方が難しい。最終的には、日本人でも外人でも互いが同じ目的意識を共有できるかが、写真展成功の肝になるのだと思う。

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