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2006年8月11日 (金)

名古屋のレア・ブック専門店

ギャラリーの仕事は、写真展終了後のほうが忙しい。
開催時は、いつ来るか予想できない顧客に対応するためにできるだけギャラリーにいるようにするのだ。会期が終了すると、普段出来ない各種打ち合わせ、営業活動などがどうしても集中してしまうのだ。地方都市への出張も多くなる。

先日、名古屋市に出張した際に洋書中心のセレクトショップ"ONE on ONE"を訪れた。前から行きたいと考えていたがなかなか名古屋に行くチャンスがなかった。
実はオーナーのM氏は10年以上前から知っている。彼はアート写真と写真集のコレクターで、以前ギャラリーが広尾にあった時代は客としてよく顔を出してくれていた。外資系企業に勤めていたのが、昨年ついに自らの膨大なコレクションを生かして理想の専門店を地元でオープンしたというわけだ。
彼のポップでモダンな好みはよく知っている。洋書、和書、雑誌、DVDなどの幅広いが一貫した店内の品揃えを見て、まるで彼の脳の中を覗いているような印象だった。しかし、本当に好きな貴重本はどうやら店頭に出してないようだった。また在庫のネット販売も行ってないという。昔に安く買ったレアブックをネットで安く売るような安易な仕事はしない、という本を愛するブック・ディーラーのプライドを感じた。ネット時代は価格ではなく情報力で勝負しなければ生き残れない。M氏の持つ膨大な情報は、お客さん好みの本をアドバイスするソムリエやコンシェルジェのような役割をはたすだろう。

"ONE on ONE"での私の収穫は、北島敬三の"ニューヨーク"(白夜書房,1982)と洋書の"White Towers"(MIT PRESS, 1986)だ。ずっと捜していた絶版写真集で、値段も東京やネットよりかなり安い掘り出し物だった。

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ショップの場所は名古屋市中区栄3-13-1 南呉服町ビル3F、プリンセスガーデンホテルの近くだった。

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