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2006年10月31日 (火)

メイキング・フォト・ギャラリーin名古屋

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先日、名古屋に出張して写真展準備を行った。
昭和に建てられた古い建物のなかのオフィススペースは、モダンなギャラリーに改装されていた。そのレトロ感が少しばかり異国情緒を醸し出している。名古屋という街の雰囲気と相まって、なにかシンガポールあたりのコロニカルなギャラリーという佇まいだ。古いビルを4階に上がると、ガラス越しにギャラリーの非日常空間が目の前に飛び込んでくる。とてもいい感じだ。展示スペースは写真ギャラリーとしては十分。オープニング展では、約50X60cmサイズのフレームで作品30点を展示する予定だ。
グランドオープンは11月17日。私もお手伝いに駆けつける予定だ。中部地方のアート写真情報発信拠点として、様々な機能を果たしてくれることを願うばかりだ。

住所は名古屋市中区大須4-1-29 大島ビル4F、
グランドオープンは、11月17日の予定。

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ギャラリー名は、Gallery Orchard
前津通りからみたビルの入り口付近の外観。
通りを挟んで正面に「ランの館」がある。

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2006年10月27日 (金)

伝説のロックやアート誕生の目撃者たち
60年~80年代のニューヨーク・アンダーグランド写真展

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© Billy Name/OvoWorks, Inc.

アニエスベーの青山店とプレスルームで60年代~80年代のニューヨークのアンダーグラウンドシーンをフィーチャーした写真展"Bande à part(バンダパール)"が開催されている。
なんでアニエスベーなのかというと、彼女自身がアートのコレクターで、昔からアーティストを支援しているという背景がある。84年にはパリにギャラリーまで作っている。またブランドとして、毎号アーティストをひとりクローズアップする、カッコいいフリーぺーパーを定期発行している。直近はリチャード・プリンスが手がけている。アートフォトサイトギャラリーにも置いてあるので、興味のある人はスタッフに一声かけて欲しい。

本展はパリで始まった展覧会が日本に巡回したもの。10人の写真家による、アンディー・ウォーホール、バスキア、メイプルソープ、ブロンディー、デビット・ボウイ、パティー・スミス、ラモンーズ、ボブ・ディランなどの作品231点が2会場で展示されている。しかし、写真家自身は日本ではなじみの薄い人ばかりだ。たぶんそのうちの一人が個展を開催してもあまり話題にはならないだろう。しかし、アニエスベーによりキュレーションされ、膨大な写真作品が展示されるとそれらが相乗的に大きなパワーを生み出す。いまやクラシックともいえる多くのロック、アート作品を生み出した当時のニューヨークの妖しいエネルギーの断片が伝わってくる。写真家たちはその時代の目撃者たちなのだ。作品を眺めていると、60年代はもちろん私たちにとって80年代までもが懐かしむ対象になってきたことが実感できる。
これだけの数の作品を世界巡回させるには膨大な費用がかかるだろう。作家の知名度にこだわる堅苦しい美術館では到底企画できない、ポップ感覚溢れる写真展だ。これらの作品が無料で見られることは非常にありがたい。
展覧会タイトルが"Bande à part(バンダパール)"とやや日本人にはピンとこないかもしれないが、ヴィジュアルでポップの歴史が体験できる、一見の価値がある写真展だ。

最近は、アニエスベー以外にも、服飾ブランドが積極的にアート写真を紹介している。 ポール・スミスのテレンス・ドノヴァン展、ヒステリック・グラマーのテリー・リチャードソン展は記憶に新しい。消費社会が多様化し、本当に欲しいものがなくなったといわれている。今後あらゆるシーンでアートが注目され、ブランド・イメージ構築にもより利用されるだろう。あの商品カタログ的な要素の強い雑誌レオンでさえも、必要なのは"お金じゃなくてセンスだ"と主張している。

写真展"Bande à part(バンダパール)"は11月26日まで、アニエスベー青山店2Fとアニエスベー・プレスルームで開催中。ただし、プレスルームは土日祝日は休みなので要注意。

詳細 http://www.artphoto-site.com/guide104.html

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2006年10月20日 (金)

予告
名古屋にアート写真ギャラリーオープン!

今年の11月中旬に私どもの中部地方の提携先となる、ギャラリー・オーチャード(アート・フォト・サイト名古屋)がオープンする。中部地方でアート写真を常時販売する数少ないギャラリーとなる。取り扱うのは時代の雰囲気や気分が表現された写真。洋服を撮影したという意味でない、広義のファッション写真だ。また、関連するレア・フォト・ブックスも取り扱う予定だ。当初は、アート・フォト・サイト東京で開催した写真展が巡回することとなる。しかし、ギャラリーが中期的に目指すのは中部地方での作家開拓だ。将来的には、名古屋発の個展が全国を巡回することも考えている。
アート写真の啓蒙活動の一環として、東京で行っているワークショップの「ファイン・アート・フォトグラファーズ講座」を名古屋でも定期的に開催する予定だ。プロ写真家によるスタジオ撮影のワークショップも企画中だ。
グランド・オープン企画は東京で大人気だった、マイケル・デウィック写真展「ザ・サーフィング・ライフ」に決定した。次回展は年明けに、横木安良夫写真展「Teach  Your Chirdren」を開催予定だ。12月発売の写真集出版記念展(渋谷パルコ・ロゴスギャラリーで開催)の巡回となる。

Blog
このスペースが11月にはアート・ギャラリーに生まれ変わる

住所は名古屋市中区大須4-1-29 大島ビル4F、
http://www.g-orchard.jp/

現在開業準備が急ピッチで行われている。詳しいオープン情報は決まり次第、アート・フォト・サイト上で案内します。

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