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2007年4月 4日 (水)

ハービー・山口写真展が終わる

おかげさまで、2ヶ月に渡ったハービー・山口写真展が無事に終了した。本当に多くのお客様においでいただきありがとうございました。
本展で目指したのは、巷でよく言われている、"気持ちをやさしくしてくれるハービーさんの写真"のような抽象的な表現の意味合いをより明確化することだった。彼の作品に一貫して流れるのメッセージを"自分が好きになれば周りにもやさしくなれる"というキャッチ・コピーで、ザ・ビッグ・ラブ(やさしいパンクスピリッツ)として紹介したのだ。ハービー・山口写真展に来る人は滞在時間が長い。だから大体の人が写真展のステーツメントまできちんと読んでくれる。多くの来廊者に聞いたり、会場内のフリーメッセージ・ノートをみると写真展の趣旨は多くの人に自然に受け入れられたようだ。
またミュージシャンのポートレート写真家という強いイメージも払拭したかった。本展は有名ミュージシャンのポートレートをジョー・ストラマー以外全く展示しなかった。ハービー・山口の作家性を見て欲しかったからだ。お客様からその点の不満の指摘があることを想定していたが、クレームのようなことはそれ以外でも全くなかった。
2月の来廊予定日にハービー氏がインフルエンザになり急遽来れなくなる事態もあった。かなりの数のお客様がお待ちになっていたので、ギャラリーとしては冷や汗をかいたのだが、誰も大きな不満を口にだされることはなかった。作家が繰り返し伝えているメッセージがお客様へ確実に伝わっていることを目の当たりにした出来事だった。

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お客様と歓談されるハービーさん

2ヶ月間にわたりお付き合いしたことで、ハービー・山口氏の新たな魅力も発見できた。老若男女どんな人とも分け隔てなく同じスタンスで接する彼のパーソナリティーは尊敬に値すると思った。人間はどうしても社会的な地位や職業や外見で多少なりとも態度や話し方がことなるものだ。エゴの強い自慢話をする人などとはあまり関わりたくないもの。しかし彼はそんな人の中にも良い点を見つけだす。それを導く秀でたコミュニケーション能力を持っている。これこそが、撮影時に被写体からやさしい表情を引き出したり、エッセーなどで人の心を動かすトピックを見つけだすことができる秘訣なのだろう。

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ハービーさん来廊中の目印となり、"幸せ呼ぶ青いバイク"と呼ばれたハービーさんのバイク

若い写真家志望者も数多く来廊された。多くの場合、ハービー氏を囲んで青春談議、写真談議に発展した。"自分の心が求める写真をみつけて撮影すべきだ。その時の流行の写真を追うべきでない。" また自らの経験を例に出して、"世の中にはあなたに重要なアドバイスをしてくれる人がいる。しかし、多くの人は自分が意識していないのでそれらに気付かないのだ。"などと語っていたのが印象的だった。確かに人の意見を聞かない人には、誰も次からはアドバイスをしてくれなくなる。当然のこととして成長の可能性が限られてくる。これは表現者を目指す若い人には重要な指摘だと思う。
今回はギャラリーが作家のメッセージを発信する場所として機能した写真展だった。私自身も久しぶりに人生について多くのことを作家から教わった。

最後に作品を購入された方々へのお願いです。
ハービー氏がインフルエンザにかかったことから納品が当初予定より遅れてしまい大変申し訳ありません。プリント制作にはベストの精神、肉体状態で取り組む必要があります。ハービー氏はやっとプリント制作モードに入ってきました。たぶん、この1~2週間以内には
完成すると思いますので、今しばらくお待ちください。納期が決まりましたらメールにてご案内します。

4月6日(金)からはギャラリー・オーチャード(アート・フォト・サイト名古屋)でハービー・山口写真展かはじまります!中部圏の方々はぜひおいでください。5月にはトーク・イベントも予定しています。
写真展の日程、トーク・イベント詳細は以下でご覧いただけます。
http://www.g-orchard.jp/orchard/exhi.html

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コメント

ハービー氏写真展最終日にお邪魔したものです。
おかげさまで、満足できる写真を購入することが出来ました。
ありがとうございました。
単に作品を展示するだけのgalleryから、アーティストを育てるといった、
一歩先をゆく、オーナーのスタンスにとても共感しました。
もっともっと写真家やアーティストを応援できる、情報発信基地として、ますますご繁栄されることを期待します。
私も陰ながら貢献させていただき耐と思います。

追伸:先日の模様を私のblogでも紹介させていただきました。

投稿 omiya | 2007年4月 8日 (日) 14時33分

心温まるコメントをいただき、ありがとうございました!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

投稿 Yoshiro Fukukawa | 2007年4月 8日 (日) 23時06分

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