ヴァリュー・フォー・マネー!
トミオ・セイケ「ポートレート・オブ・ゾイ」オンライン・ショップ完成!
(C) Tomio Seike
トミオ・セイケの傑作「ポートレート・オブ・ゾイ」シリーズのデジタル・アーカイヴァル・プリントがウェブで買えるようになりました。東京で現在開催中の写真展は11月に名古屋に巡回しますが、それ以外の地域のお客様はぜひご利用ください。
http://www.artphoto-site.com/zoe.html
初めて写真を買うときは何を買っていいのか悩むものです。海外有名写真家の作品は最低でも20万以上します。一方で国内作家の作品は安いものの、真剣にアート写真に取り組んでいる人が非常に少ないことから質の高い作品の選択肢が少なく、なかなか気に入ったものがみつかりません。
ちなみに海外中心に活躍するセイケ氏の銀塩写真の近作は45万円以上。それを考えると、5万円から購入できる「ポートレート・オブ・ゾイ」シリーズのデジタル・アーカイヴァル・プリントは非常にお値打ち。評価の定まった有名写真家の作品をリーズナブルな値段で購入できる絶好の機会なのです。
それも、1枚のネガから制作される作品数はオリジナルのゾイ・シリーズと同じ22枚。そのうち10枚を、デジタル用に振り分けているのです。値段のはるかに安いデジタル作品をエディションの中にいれることは、作家にとってワン・イメージからの収入減少を意味します。
またデジタルでも本シリーズは作家本人が全て手作業で制作しています。手間は銀塩とたいして変わらないのです。それでも、できるだけ多くのお客様に手頃で質の高いアート写真の入手機会を提供することで、まだまだ発展途上の日本のアート市場が立ち上がるきっかけになれば、というセイケ氏の格別のご配慮から実現したのです。
デジタル写真の将来性に疑問を持つ方もいるでしょう。メーカーは確かに耐久性保障はしているものの、何十年後にどのような状態になるかは誰もわかりません。その意味では銀塩写真の耐久性は歴史が証明しています。一方で、現代アートの盛隆で、アート写真でもますますコンテンツの重要性が問われるようになっています。十数年前のように銀塩写真自体の美しさだけで作品が評価されることは少なくなりました。デジタルプリントでも作家と作品自体に魅力があればアートとしての価値が十分に認められるようになり、この傾向は今後も続くでしょう。ちなみにアーヴィング・ペンのような巨匠クラスになるとデジタルプリントでも何百万円もします。結局は、作品を購入する人が作家の世界をどれだけ愛でることができるかなのです。その意味では、もし「ポートレート・オブ・ゾイ」シリーズとトミオ・セイケの世界が好きな方なら、今回のデジタル・アーカイヴァル・プリントは非常にヴァリュー・フォー・マネーではないでしょうか。
一方、アート写真の購入経験があり、トミオ・セイケ作品の価値を知っているコレクターの方には、本シリーズの銀塩写真が絶対にお勧めです。$2,000.(約21万円)ですが、実は今回の展示作はすべて今回が世界初公開。彼の作品を積極的に購入する欧米のコレクターは誰も本作品をまだ見ていないのです。オリジナルのゾイ・シリーズでは、数多くのイメージがエディション22枚まで売り切れています。最後のプリント価格は$6000(約63万円)まで跳ね上がります。その人気シリーズの未発表作を、世界に先駆けて購入できるのは非常に恵まれたことなのです。まして、今回はデジタルを10枚制作するので銀塩作品は僅か12枚しかないのです!
オンラインでは銀塩写真は購入できませんが、興味のある方はギャラリーへお問い合わせください。
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