「フラワー・パワー」展が終わる
難しいグループ展の営業
「フラワー・パワー」展名古屋展示風景
写真展詳細はこちらをご覧ください
年をまたいで開催した「フラワー・パワー」の東京展が終了した。2月2日(土)から名古屋に巡回する。来廊者は年末にかけては少なめだったが、新年からは大幅に増えた。なんと最終日の来客数が一番多く終日ギャラリー内は混雑していた。
新聞、情報誌などの紙メディアのアート・ページでは一人の作家による個展紹介が中心、グループ展はなかなか取り上げてくれない。気合を入れたグループ展を行う美術館と違い、ギャラリーのグループ展は在庫品を展示するコレクション展や、テーマの異なる複数個人が開催費用を割るために行うのが一般的。マスコミはあまり紹介するに値しないと最初から考えているらしい。今回も同様で、写真展が紹介された多くはウェブ関連メディアだった。
ほとんどの人はウェブサイトの情報をたよりに来廊してくれたのだろう。マスメディアにあまり紹介されないで多くの人が見に来てくれるなど、ネットのない時代には考えられなかった。90年代前半は写真展案内状が情報提供の中心だった。ギャラリーの営業は、案内状の束を持って、色々なお店、洋書店、カフェ、同業ギャラリーを回ることだった。またどのギャラリーも顧客リストを充実させるのに死に物狂いだった記憶がある。いま思い返すと信じられないが、写真展開催ごとに膨大な数を送付していた。
写真展の売り上げは残念ながら予想以下だった。外人作家中心で、販売価格20万円以上の作品が多かったことが影響しているのだろう。今回は2008年に開催予定の写真展、4月の斎門富士男、6月のテリ・ワイフェンバッハ、秋のマイケル・デウィックのプロローグ的な意味合いがあった。これら作家に対しての一般客の率直な印象、感想を色々聞くことができたのは大きな収穫だった。企画側の持つ作家のイメージ像と現実はかなり違うこともある、これらの情報は個展開催時に生かしたいと思う。
次回展は2月1日から、ハービー・山口写真展「あの美しかった冬の光」(タイムレス・イン・ルクセンブルグ・時の止まった国)を開催します。モノクロ作品約30点を展示、写真集"タイムレス・イン・ルクセンブルグ"のデッドストックをオリジナル・プリント付きで限定数販売することを計画しております。
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