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2008年10月 7日 (火)

横浜アート&ホームコレクション展
理想のホームとアート写真の関係は?

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前回少し触れたが、ブリッツ・ギャラリーは11月に開催される横浜アート&ホームコレクション展に参加する。これは、11月28日と29日に、横浜美術館裏にある住宅展示場"横浜ホームコレクション"の全てのモデルホームを使って行われるアートイベントだ。いま話題の11月30日まで開催される横浜トリエンナーレ2008の関連イベントでもある。

私たちの使用する住宅は積水ハウスシャーウッドに決定した。ここは2階建ての大邸宅。写真は作品が小さい、私たちだけではスペースが広すぎるので、大阪の老舗写真ギャラリーのピクチャー・フォト・スペースさんと1軒を分割して参加することになった。彼らは、世界をまたに駆けて有名作家のアート写真を販売しているディラーでもある。 うらやましい限りの素晴らしいコレクションをお持ちだ。上手い具合、プライマリー中心のブリッツと比べて作家が全くダブらない。資産価値のあるコレクター向け作品のピクチャー・フォト・スペースさんと、一般顧客向けの将来性のある中堅作家中心のブリッツはちょうどよいコンビネーションだと思う。写真関係では、今回は取りまとめ役も勤めている、地元横浜の老舗ギャラリーのパストレイズさんも参加される。残りは、現代アート系などが中心になるそうだ。

モデルホームはマーケティング・データを元に作られた、現在の多くの日本人が理想とするホーム像なのだろう。下見のときに色々見て回ったが、どれも広い敷地の豪邸だ。モデルホームの外見、内部を何十年も撮影し続けると日本人の夢の変遷が写るから面白いだろう、などと考えてしまった。
しかしモデルルームの空間は広いものの、案外アートを上手く飾れる壁面スペースが少ない。インテリアの内部の様々な箇所がやや過剰気味にデザインされているのだ。そして、採光が重視される傾向が強いのでガラス面や窓が目立つ。これはアート作品展示にはあまり良くない。なにか、家自体が表面的な豪華さを追求しすぎている気がするのだ。
私はアートを生かすのはシンプルな空間なのだと思っている。アート写真展示を考えると、今の日本の一般的な住宅環境は多様化はしたが、エッセンスはあまり進化していないのかもしれない。

さて、私たちの2日間のホームになる積水ハウスシャーウッド。一部にアートが飾れる専用の壁面などもありかなり良い感じだ。しかし、壁面は限られているのは同じ。写真をカッコ良く展示するのにはかなり工夫がいる予感がする。また展示場なので壁を傷めるわけにはいかない。案外、畳敷きの和室にモノクロ写真を床置きするのがよいかもしれない、と考えている。これから色々な可能性を考えてみたい。

横浜のみなとみらいは東京から案外近い。東急東横線を使えば渋谷から約30分なのだ。下目黒のギャラリーからでも1時間以内で楽に行ける。東京の人は中途半端に近いのでなかなか行かないと思う。しかし、元町、中華街、赤レンガ倉庫、山下公園など観光スポットも豊富。ぜひ、11月には横浜アート&ホームコレクション展にお出でください。展示作品などの詳細の決まり次第お知らせします。

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