2010年のギャラリー・スケジュール
あけましておめでとうございます。
写真集"Another Summer"より
まずは今年のギャラリー・スケジュールを簡単に紹介しておきます。年末年始をまたいで開催中の、ヨーガン・シャドバーグとハービー・山口の二人展「Two in One in England」は2月6日まで行います。
2月中旬からはモノクロによるランドスケープ、シティースケープ写真をセレクションした「Black & White-scapes(モノクロームの地球風景)」を開催します。伝統的なモノクロ風景写真はプリント自体のトーンの美しさを強調する作品が中心でした。本展では、見る側が写真家の表現したい世界観を意識して接することで新たな視点が見えてくるのではないか、という問いかけをしたいと考えています。現在の風景写真は、カラーによる大判作品が中心。現代人にコンパクトサイズのモノクロ作品の新たな魅力に触れてほしいということです。参加作家は、アンセル・アダムス、マイケル・ケンナ、カート・マーカス、トミオ・セイケ、中村ノブオ、ハービー・山口、ナオキなどを予定。
春先には、米国人女性写真家テリ・ワイフェンバックの「Another Summer」を開催します。2年前に写真展「Lana」を行ったので覚えている人も多いと思います。彼女の写真はピンボケ画面の中にシャープにピントがあった部分が存在する、何か夢の中のような瞑想感が漂うイメージが特徴。何気ない自然風景のカラー作品には様々な感情のフックがちりばめられています。今回は、昨年秋にThunder storm pressから500部限定で刊行され、瞬く間に完売した写真集「Another Summer」からのセレクション。彼女の写真は通常は20X24"と大判ですが、今回は比較的小ぶりのカラー作品の展示となります。エディション数は相変わらず5点と非常に少なめです。
秋口にはナオキの「Tokyo Now & then (仮称)」を開催します。昨年に「渋谷・カワイイ・スタイル」を開催したときに、彼の倉庫から90年代の東京を撮影した「ordinal」の貴重なヴィンテージ・プリントが発見されました。すべて今は亡き伝説の英国人プリンターのビル・ローリンソン氏により制作された写真です。本展ではそれらを核に、21世紀を撮影した最新作を加えて、常に変わり続けている東京の90年代から00年代の気分が反映されたイメージを展示します。
以上が主要写真展の予定です。その他も色々と質の高い企画を考えています。企画が固まり次第、順次紹介していきます。
今年もよろしくお願いいたします。
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