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2012年4月24日 (火)

エグルストンがコレクターに訴えられる!
いまも続く単独オークションの衝撃

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エグルストン写真集"William Eggleston's Guide"

3月クリスティーズで行われたウィリアム・エグルストンの単独オークションが大成功したことは以前に触れた。巨大なデジタル・ピグメント・プリントが落札予想価格をはるかに超えて高額落札されたことにアート写真業界は衝撃を受けた。写真集表紙になっている有名な3輪車のイメージ"Untitled, 1970" は、約57.8万ドル(約4913万円)という作家のオークション最高落札価格された。

http://gallerist.cocolog-nifty.com/epic/2012/04/post-8a24.html

オークションの余波はいまでも続いている。米国のウォール・ストリート・ジャーナルなどの報道によると、ニューヨーク在住のアートコレクター、ジョナサン・ソベル氏が2012年4月4日ウィリアム・エグルストンを詐欺で訴えたとのことだ。彼はエグルストンのリミテッド・エディション作品192点を持つ有力コレクター。限定だったはずの作品が今回デジタルて再び販売され、自身のコレクション価値が棄損されたと主張。またエグルストンはリミテッド・エディションを定めるNY州法に違反すると指摘し、かつて限定作品したイメージのこれ以上の制作差し止めを主張しているとのことだ。
実際、3月のクリスティーズのセールで、エグルストン作品歴代高額落札の上位10位のうち7点までがデジタル作品となってしまった。一方でエグルストン側の主張は、新しいバージョンの作品を制作することは作家の権利だと主張している。この混乱の影響で、4月のニューヨーク・オークションでは、複数枚のエグルストンのダイトランスファー作品の出品が取りやめになっている。

最初の段階で、同じネガからサイズ違いのリミテッド・エディションを制作するのはわりと一般的な慣習だ。また作家の死後にエステート・プリントとして新たに制作される場合はよくある。たしかに、作家の生存中に完売作品の再制作はあまり記憶にない。思い起こすのは同じくニューカラーのジョエル・マイロウィッツだ。彼はタイプCプリントで一部リミテッド・エディション作品を制作していた。最近になってエグルストンと同様に大きなサイズのデジタル・ピグメント・プリントを再制作している。しかし、彼の場合は特に話題にならなかった。やはりセカンダリー市場の規模がエグルストンと比べて圧倒的に小さいから特にコレクターも問題視しなかったのだろう。

日本ではリミテッド・エディションの考え方にかなりばらつきがある。市場が非常に小さく写真に資産価値があると考えられていないのでルール順守はあまり問題にならない。通常はコマーシャル・ギャラリーの取り扱い作家が限定数を設けることができる。つまり写真家以外の第3者が厳密に枚数を管理する体制が整っていることが重要なのだ。 ギャラリー取り扱いでない写真家やアマチュアはオープン・エディションにするのが一般的だ。しかし、日本には欧米的なコマーシャル・ギャラリーが少ないので、 残念ながら仕様に一貫性がない。

本件は海外のアート界でもかなり話題になっている。識者たちのコメントを読んでみると、問題の本質はリミテッド・エディションと違うところにあるのが見えてくる。ソベル氏は長年に渡りアート写真市場でコレクションを行っていた人物だ。どうも彼は、アート写真が、巨大な現代アート市場の一部になりつつある状況への不満があるようなのだ。自分が中心的な存在だったアート写真界に、より資金力を持った現代アートのコレクターが入り込んできたことへの焦りもあるだろう。

どういうことか簡単に説明しよう。つまりソベル氏はオークション開催のことは当然事前に知っていた。かれはオークション自体の中止を求める選択肢もあったはずだ。しかし、それを行わなかった理由は、大判サイズのデジタル作品が自分の貴重なダイトランスファーのヴィンテージ・プリントよりも高額で落札されるとは想像だにしていなかったからだろう。いま思うと控えめなオークションハウスの落札予想価格も、アート写真の従来の基準で設定されていたと思う。しかし、結果は前記のとおりの驚異的な高額落札だった。ダイトランスファーのヴィンテージプリントという従来のアート写真コレクターがこだわる、プリント方法、撮影年、プリント年は一顧だにされなかったのだ。それらよりも作家性や作品自体を重視する現代アートの価値観で、モダンプリントでデジタル作品でも高額落札されてしまったわけだ。ちなみに現代アート系のアンドレアス・グルスキーやシンディー・シャーマンは、3億円以上の値がオークションで付いている。約4913万円のエグルストン作品も視点を変えれば安いといえないことはない。

また、現存作家のエグルストンがオークションハウスを通じて作品を一括販売したことも重要だ。従来は、まずギャラリーを通してコレクターが最初に作品を購入し、その後価値が上昇してオークションで販売するという図式だった。しかし、今回の方式だと、ギャラリーもコレクターも収益機会、作品価値上昇のメリットを享受できない。オークションハウスが手数料を稼ぎ、売り上げは作家が総取りしてしまうのだ。これは、現代アート界の話題の人物ダミアン・ハーストがオークションハウスと組んで初めて行った手法なのだ。このようにアート写真界の重要作家だったエグルストンが現代アート界に活動基盤を移すことへのいら立ちがソベル氏側にあったのではないだろうか。
この裁判、実は現代アートとアート写真との縄張り争い、そしてギャラリー、オークションハウス、アートフェア、有力コレクターの業界内の主導権争いが影を落としているようだ。裁判の結果は写真市場にかなり大きい影響を与えると考えられる。これからも動きをフォローして取り上げるつもりです。

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2012年4月17日 (火)

新年度4月以降の予定
テリー・ワイフェンバック新作展など

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(C)Terri Weifenbach / RAM

昨年の今頃は震災直後でギャラリーは開店休業状態だった。不要不急の最たる商品であるアート作品を積極的に売買するような雰囲気はなかった。
今年の市場の雰囲気は遥かに好転してきている。円高の勢いもおさまり、株価も一時的だったが震災前のレベルまで戻った。作品の動きもほぼ震災前の水準に近づいてきた。しかし、日本のアート写真界にはいまだ勢いは感じられない。ここ数年、アートフェア開催がブームとなり、写真も含めて全国で数多くのイベントが開催された。最初のうちは多くの人の関心を集めた。しかし写真に関しては、参加業者の展示作品が毎回あまり変わり映えがしなくて退屈だ、という意見が多く聞かれるようになった。欧米のギャラリーは、主要なフェアでは常にフレッシュな展示を心がけるのがあたりまえ。つまり、過剰なフェア開催で日本の写真界のコンテンツ不足が明らかになったのだと思う。売り上げや内容が伴わない客寄せのためのイベントは長続きしないのだ。
最近はさらにギャラリーの写真展でさえ、見たい買いたい展示はほとんどないという厳しい意見をコレクターからよく聞く。動くのは、インテリア向けの安い写真と、ブランド作家が中心なのだ。つまり、色々あったものの結局は20年前と全く変わらない状況なのだ。これは学生の就職の価値観が20年前の大企業、役人志向に舞い戻ったことと重なって見えてくる。やはり、ある日突然にアート写真ブームが来ることはないのだ。新人の育成から地道に市場の厚み作りを行っていくしかない、とあらためて感じている。

4月17日~29日までは、広尾のIPCで「Living with photography(写真とともに生きる)」展を開催する。写真展の趣旨は、「写真とに生活する」ではなく、「写真とともに生きる」だ。写真撮影を通しての社会とのつながりを支えに生きている人たちのグループ展だ。今年の2月に「The Emerging Photography Artist 2012(新進気鋭の写真家展)」を開催したが、今回はその延長上の企画だ。職業は様々だが、写真を長年撮影している人で、作家としてのキャリア展開を目指している7名をセレクトしている。
参加者は、金子典子、南しずか、木戸孝子、濱田トモミ、猪俣 肇、大橋英児、斉藤秀之。
ファイン・アート・フォトグラファー講座などのワークショップ参加者は、個展前の目標としてほしいクループ展だ。

4月25日~5月20日まで、ハービー・山口とヨーガン・シャドバーグの二人展「Two in One in England」が大阪のブルーム・ギャラリーで開催される。以前、ブリッツで開催してたいへん評判だった企画の待望の関西巡回展になる。本展はハービー氏にとって非常に思い入れが強いロンドン時代の師匠との二人展だ。5月12日(土)にはハービー・山口のトークイベント&スライドショーもギャラリーで開催される。
日本経済新聞での「光 十選」の連載、「写真家たちの日本紀行」出演、震災をテーマにした写真集「Hope 3.11」の出版など、活躍の幅をますます広げているハービー氏の最新トークはファンならずとも興味深いだろう。彼のイベントはすぐに満席になることで知られている。興味ある人は早めに予約してください!
今後、京阪地域でのハービー・山口の巡回展はブルーム・ギャラリー中心に行うことになる予定。楽しみにしていてください!

詳しくは以下をご覧ください。
http://www.bloomgallery103.com/event/bloom-kai/120512.html

ブリッツでは、5月23日からテリー・ワイフェンバックの新作展「Between Maple and Chestnut」を開催する。これは、かつて中間層の家族が多く住んでいた、全米いたるところにあったメイプルとチェスナットがついていた郊外のストリートをテーマにした作品。90年代以降に中間層が没落して、21世紀の現在もはやそのような場所は存在しない。ワイフェンバックは、ある時友人の新居を訪ねるときに道に迷う。そして迷い込んだのが50年代の雰囲気を持った美しい郊外の町並みを持つストリートだったという。まるでタイムマシーンで過去に舞い戻った感じだったのだろう。彼女はその地域を約1年半に渡り撮影したのが本作。しかし、撮影を続けながら気付いたのは、住民はもはや中間層ではなく成功した若い富裕層だったという。本作では、中間層の没落でアメリカは何を失ったかをテーマにしている。それは、誰でも頑張れば成功するというアメリカドリームの終焉なのだ。
いつもと同じように明るい、輝く、郊外のシーンなのだが、今回は明確な時代と社会の変化を意識した作品になっている。写真集はちょうど写真展開催に合わせて入荷する予定。限定1000部なのですぐに売り切れそうだ。なお、昨年発売された、「Some Insects」からも4点だけ展示する予定。こちらの写真集も既に完売しているのだが、写真展に際して限定数を確保した。

新年度もよろしくお願いします!

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2012年4月10日 (火)

静謐でピュアなホワイトキューブ
シャネル・ネクサス・ホール
「NAOKI MOOD - 9 GIRLS」

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(C)Naoki

銀座のシャネル・ネクサス・ホールで、NAOKIの写真展「MOOD - 9 GIRLS」が4月25日まで開催されている。高級ブランド店なので、入場をためらう人もいるかもしれないが、ぜひ勇気をだして見に行ってほしい。もちろんシャネル製品を買わなくても大丈夫。中央通りのブティック・エントランスから入り、左奥のエレベーターで4階に上がると会場がある。

前回は、エリオット・アーウイット写真展を開催していたのだが、今回の会場の雰囲気は全く違う。浮遊感のある雰囲気で作品と対峙してほしいという作家の希望で、会場全体が真っ白い箱型になっている。壁が白いのはもちろん、天井部分も白い天幕で覆い、ライトはその上に設置されている。つまり光源が直接見えなくなっている。そして注意してほしいのが、床までもが白い板が敷きつめられていること。これにより天幕の上の光が細長いキューブになっている会場全体に回るようになっているのだ。すごく斬新で凝った写真展の演出だと思う。
ある外人写真家を連れていったら、まるで京都・奈良のお寺の静謐な空間を21世紀の東京銀座に再現しているようだ。ZENのようなミニマムで素晴らしい展示空間だと評していた。ちなみにその外人写真家は、会場スタッフの来場者を見送る丁寧なおじぎにえらく関心して、それも含めてネクサス・ホールにZENの美意識を感じたそうだ。
そういえば、NAOKIは奈良のお寺が実家なのだ。幼少のころから育まれていた空間の美意識が間違いなく会場づくりには反映されていると思う。

エレベーターを降りたすぐの付近では、「ワン・セカンド」のムービーが流れている。これは。モデルは映画だと女優に負けるが、1秒なら決して負けない自己表現ができるというコンセプトで作られたもの。膨大な数のモデルが1秒ごとに最高の表現を見せる超ショート・ムービーがエンドレスに続いている。これだけのモデルを動員できるのはマルチ・アーティストのNAOKIしかいないだろう。壁面には、10点の巨大作品が余裕を持って展示されている。さまざまなテーマごとに、OL、スクールガール、キャバクラ嬢などに扮した全て違うモデルが各9名ずつ起用されている。撮影の、キャスティング、スタイリング、ロケハンなどはNAOKI自身が担当。なんとすべてが今回の展示のために1年間かけて制作された撮り下ろし作品だ。NAOKIが考える21世紀日本ファッションの最前線をぜひ実感してほしい。色々な意見をぜひ聞いてみたいと思う。

NAOKI写真展は4月25日(水)までシャネル・ネクサス・ホールで開催中。場所はマロニエ通りと、中央通りの交差点。銀座松屋の向かいにあります。
時間12:00~20:00、入場無料、無休

なお、ブリッツではナオキの「ORDINAL VINTAGE PHOTOGRAPHS」展を開催中。
バブル期を経て、昭和から平成に変わりいまだ浮ついている東京の雰囲気をとらえた90年代の代表作だ。すべてアナログのモノクロ作品約20点が展示されている。
こちらは4月28日まで開催。ぜひご覧ください。

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2012年4月 3日 (火)

ウィリアム・エグルストンのピグメント・プリント
高額落札は何を示唆するのか?

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ウィリアム・エグルストン(1939-)は、シリアス・カラーの元祖として知られている。それまでのアート写真はモノクロで抽象的な美を追求するものだった。カラー写真は商業写真や個人のスナップ用として低く見られていた。エグルストンはダイトランスファーの技法を探求し、色のコントロール可能にして作品制作を行ったのだ。彼は1976年にニューヨーク近代美術館で同館写真部門ディレクターのジョン・シャーカフスキー企画による個展でデビューしている。彼の作品は米国南部の色彩豊かな情景をカラーとシャープ・フォーカスで表現しているのが特徴。モノクロでは退屈な南部のありきたりのシーンを一気に魅力的な作品にした。画家エドワード・ホッパー、チャールズ・バーチフィールドの描いた風景画や、スーパー・リアリズムの絵画作品と対比して語られることも多い。2008年にはホイットニー美術館で米国初の本格的回顧を開催。アメリカの原風景をカラーで表現してきた作家として、市場での評価は更に高まっている。

今年の3月12日にクリスティーズ・ニューヨークでウィリアム・エグルストンの単独オークションが行われた。(上記図版はカタログ)総売り上げは約590万ドル(約5億円)。これは当初の予想の2倍を超える金額だった。出品された36点は完売。最も高価だったのは写真集"William Eggleston's Guide"の表紙になっている3輪車のイメージ"Untitled, 1970" 。約57.8万ドル(約4913万ドル)という作家のオークション最高落札価格だった。
オークションの注目点は出品作品がすべてインクジェットによる112 x 152 cmの巨大プリントだったこと。ピグメント・プリント(カタログの表記)がコレクター、美術館に評価されるかが注目された。結果的には、高額落札が実現したことでインクジェットでも作品評価が全く変わらないことが示された。
私は、オリジナルのダイトランスファーの微妙な色合いや雰囲気を再現することにこだわって制作されたことがポイントだと考えている。つまり出品作は明確な基準があって制作されたということだ。そして、1994年にコダックがダイトランスファー製品を生産中止していることも重要だ。 それを代替するモノとしての意味づけがある。そしてアナログでは制作不可能だった112 x 152 cmの巨大プリントであることも、デジタル技術を利用する重要な理由となる。その上で、エディション数を僅か2枚に限定したことが高額落札の背景にあるだろう。
オークションの収益はEggleston Artistic Trustのものとなるそうだ。メンフィスにエグルストン・ミュージアムを設立する計画が昨年に発表されている。官民協力の上で行われ、予算規模は約15mという。今回の売り上げはそのために使われるのだろう。オークション落札者も、その事業を応援しようという寄付的な意思もあったと思う。

2011年4月8日クリスティーズでは、同じ3輪車のダイトランスファー作品が、266,500ドル(約2265万円)で落札されている。これは1980年に制作されたもので、サイズは30X44cm、エディション20。当時のクリスティーズが付けた落札予想価格は20~30万ドルだった。興味深いことに、今回のピグメント・プリントの落札予想価格も20~30万ドルとまったく同じなのだ。結果は前回26.65万ドル(約2265万円)、今回は57.8万ドル(約4913万円)。かなり大きな差がついた。
落札価格から読み取れるのは、ダイトランスファーからデジタルに変更されたことによる作品価値の評価減よりも、大きなサイズと少ないエディションという希少性の評価増が遥かに勝ったということだろう。作家の厳密な管理下で制作された少数限定作品の場合、インクジェットプリントでも決して価値を減じるわけではないようだ。
これは重要な市場センチメントの変化なのだ。彼はダイトランスファーを探求し、色のコントロール可能にした上で作品を制作した写真家。それゆえ、ダイトランスファーの技法が作品価値に非常に影響を与えていた。オークションでもタイプCプリントとダイトランスファーとはかなり価格差がある。しかし21世紀が10年以上が経過した現在、技術進歩によりデジタル写真のクオリティーが大きく向上し、またアート界の主流となった現代アートが写真をその一部にとり込んでしまった。いまや写真は長らく引きずってきた作品制作技法のしがらみから解放されつつあると考えてよいだろう。

私は2007年にペース・マクギルで開催されたアービング・ペン(1917-2009)の花の写真展を思い出す。その展示では、ダイトランスファーとともに、インクジェット作品が並列販売されていた。当時は、デジタル写真は銀塩写真の普及版で、安く買えるという認識があった。しかし、ペース・マクギルは他の技法の作品と全く同じフォーマットと値段で販売したのだ。たしか、スタートは2万ドル程度だったと記憶している。これには、かなりの賛否両論があった。銀塩時代の終わりという肯定的意見や、デジタルで高額の値段をつけるのは詐欺だ、という意見も聞かれた。
デジタルプリントをとりまく状況はこの5年で大きく変わったのだと思う。いまでは、アニー・リーボビッツのように、エディションの途中で、制作方法をデジタルプリントに変える写真家もいる。
しかし、デジタルカメラで撮影された写真は、その行為自体が作品コンセプトの一部として提示されない限りいまだ評価は確定していない。デジタル撮影では、作家が何を作品のオリジナルとするかの明確な提示が必要になる。それがなされないと、インテリア向けの大衆アート作品に陥るリスクがあるのだ。フィルムの生産中止を見込んでデジタルに移行した写真家もいた。しかしデジタルは銀塩写真の延長上に存在するものでないことが次第に意識されるようになってきた。今後も、様々な試行錯誤が行われながら共存が続くのではないだろうか。

さて海外では今週からニューヨーク春の写真オークションが主要ハウスで開催される予定だ。市場の将来を占う意味でも重要なイベントだ。株価の上昇が、レアな作品の相場を押し上げるのか?また中間価格帯の作品にどのような影響を与えるかに注目している。

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