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2013年3月26日 (火)

2013年春New Yorkアート写真オークションプレビュー・・・高額価格帯市場の活況は続くのか?

世界的な金融緩和の継続で株価は上昇し、債券市場も比較的安定している。これで富裕者層のセンチメントは大きく改善して、高額なアートの市場は好調な動きが続いている。しかし、中間価格帯、低価格帯のアート市場は相変わらず低迷状態から脱していない。
特に知名度がない若手新人の市場が芳しくない。そしてほとんどの写真作品はこの中間~低価格帯になる。

さて4月2日のフィリップス(Phillips de Pury & Company)を皮切りに春のニューヨーク・アート写真オークションが始まる。オークション・カタログに一通り目を通すと、上記の市場動向が見事に反映された内容になっている。
主要3社ともに、有力コレクションのセールを単独オークションで開催予定。メインに有名写真家の珠玉のヴィンテージ作品を競って持ってきている。それとは別にバリエーション豊富な複数委託者のオークションを開催する。
アート写真市場が本格的にコレクターに認識されたのが、70年代後半以降。市場規模が拡大し、作品価格が上昇したのは90年代後半以降なのだ。ちょうど第1世代の写真コレクターが高齢になり、コレクションを手放す時期が訪れつつあるという印象だ。彼らは市場の黎明期に本当に安い価格で写真史に残る名品を買えた幸運の人たちだ。当時はまだ一般的には写真のアート性は認識されていなかった。彼らが優れた先見性を持っていたということだろう。
しかし一つ疑問がわいてくる。誰にでもチャンスはあったのになんで彼らだけが写真を買い始めたのか?調べてみると、有力コレクションには優れた指南役の専門家がついていたことが分かる。彼らは写真史を踏まえた上で、将来性のあると思われる作家の購入をアドバイスしていた。 コレクターとディーラーとの深い信頼関係が優れたコレクションを作り上げていたわけだ。
興味深いのは彼らの全てが裕福な資産家であったわけではないこと。例えば、ササビーズの複数委託者オークションの中に"Charles and late Barbara Reiher"という素晴らしいコレクションが含まれる。これはアート写真界の伝説のディーラーだったハリー・ランのアドバイスで70年代後半から蒐集されたもの。なんとその半分はロバート・フランクの「The American」「The Lines of my hands」からの初期プリントや、あまり知られたいない貴重作品19点なのだ!ハリー・ランが取り扱ったという来歴もプリントの価値を高めていると思われる。この夫妻は、政府の役人と地方のハイスクールの教師だったという。まるで現代アート・コレクター夫妻として映画化された話題になった「ハーブ&ドロシー」のアート写真版だ。

以下に各オークションハウスの目玉を紹介してみよう。

フィリップスは "DR. ANTHONY TERRANA"コレクションがメインとなる。
ヴィンテージからモダン、ファッションまでかなり幅広い分野の写真が出品される。個人の成長とともに蒐集テイストが変化する過程が垣間見れて面白い。

アルフレッド・スティーグリッツのプラチナ・パルディウム・プリントの"Georgia O'Keeffe,1919"、落札予想価格 $300,000 - 500,000(@95、約2850~4750万円)。
アーヴィング・ペンの"Harlequin Dress (Lisa Fonssagrives-Penn), 1950 "は何と1979年制作の貴重なエディション1/30。落札予想価格 $300,000 - 500,000。
ロバート・フランクの写真集表紙イメージの"Trolley, New Orleans, 1955-1956 "。落札予想価格 $200,000 - 300,000。

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クリスティーズの4月4日開催の、"the deLIGHTed eye, MODERNIST MASTERWORKS FROM A PRIVATE COLLECTION"はかなり高いクオリティーの作品群が出品される。

エドワード・ウェストン"Nude, 1925"、落札予想価格 $400,000 - 600,000。
ティナ・モドッティの"Untitaled (Texture and Shadow)"、落札予想価格 $200,000 - 300,000。
マン・レイ"Untitled Rayograph, 1922"、落札予想価格 $250,000 - 350,000。
アルフレッド・スティーグリッツのプラチナ・プリントの"From the Back Window -"291"- N.Y. Sommer 1914"、落札予想価格 "$300,000 - 500,000。
アンドレ・ケルテスの"Chairs, the Medici Fountain, Jardin du Luxembourg, 1925"、落札予想価格 $200,000 - 300,000。

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ササビーズでは、"THE MODERN IMAGES"が4月5日に開催される。

ロバート・フランクの写真集「アメリカ人」の最初の収録写真の"Hoboken, 1955"、落札予想価格 $150,000 - 250,000。

エドワード・ウェストン"Two Shells, 1927"
これは珍しいマット系ペーパーにプリントされたもの。20年代後半には彼はグロッシー系のペーパーに変えている。サインも初期のものだ。この古い年代の"Two Shells"は美術館の収蔵品にもないそうだ。 これは長年コレクターのJames J.Rochilis氏が所有していた名品。彼の死後2003年にササビーズで$200,000 - 300,000.のエスティメートのところ、$467,200.で落札されている。今回の落札予想価格は、$600,000 - 900,000。今シーズン最注目のウェストン作品だ。

昨秋のオークション・レビューで超トップエンド価格帯市場の勢いがやや弱まっていると指摘した。今春、主要オークションハウスはその市場にかなりの高レベルの逸品を大量投入してきた。はたして高額作品の活況が続くのか? 今春の一番の注目点だろう。

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2013年3月19日 (火)

「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」展
東京都写真美術館

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本展カタログ、税込2,000円。

写真展のカタログに、写真家の孫ナディア・ブルーメンフェルド=シャルピが興味深いコメントを書いている。
「過去の巨匠たちの視覚的な創造の産物やそれから再創造された素晴らしさに対する真の信念と、写真技術とそれに関わる実験の全てを芸術に役立てたいとの真の情熱持って、芸術を広告/ファッション写真に「こっそり持ち込んだ」」

彼が米国のファッション写真界で活躍していたのは1944年~1955年まで。その時代はまだファッション写真はアートとしては認知されていなかった。
ヴォーグ誌のアレクサンダー・リーバーマンは、優れた写真家はプライベート作品で自己表現の可能性を探求し、広告やファッションは仕事と割り切って行うものだと語っていた。しかし、私はファッション写真家は完全に割り切ってファッションに取り組んでいたとは考えていない。
この分野の優れた写真家はエディターやクライエントと戦いながらも自由な表現の可能性を目指していたのだ。
現在、ファッション写真はアートのひとつの分野として認知されている。ファッション写真の歴史を見渡してみると、アート作品としてオークションで高値で取引される作家がいる一方で、オークションどころか写真集も刊行されない人も数多くいる。
この違いの理由は何かというと、厳しい環境の中でも自由な自己表現の可能性を追求したか、それともただ依頼された通りに服を着たモデルの写真を撮影していたかの違いによるのだ。
上記のようにブルーメンフェルドはファッション写真の中にアート性を追求した戦後第一世代の写真家なのだ。ちなみに、リーバーマンはブルーメンフェルドの写真を「最もグラフィカルでアートに根ざしている」と評価している。

展示作品を見ると、彼のファッション写真が後世の非常に多くの写真家に影響を与えていることがよくわかる。

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顔や体に布を巻きつかせた写真などははまさにハーブ・リッツ作品そのものだ。その他、アービング・ペン、ピーター・リンドバーク、パオロ・ロベルシ、ラルフ・ギブソン、ジャンルー・シーフなどは間違いなく多大な創作のヒントをブルメンフェルドより得ているだろう。

しかし、彼の作家性が現れているのはファッション以外の作品群なのだ。
実は彼はドイツ出身のユダヤ人。明確に反ファシストの立場だった。本展の「ヴィンテージ写真作品」のパートにはそれらの写真がいくつか展示されている。 作品82の、「ヒットラーの肖像」はヒットラーが総統になった1933年のフォトモンタージュ作品。死を暗示するガイコツにヒットラーのポートレートが組みつけられている。
作品83の、「ミノタウロスか独裁者か」はパリで1936年に撮影されたもの。ミノタウロスはギリシャ神話に登場する牛頭人身の怪物のこと。異端者を痛めつける象徴であることからこれもヒットラーを意識した作品だろう。

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このシュールな作品にはあまり手が加えられていないという。スタジオにあった石膏のトルソーにシルクをかけ、顔には肉屋から買ってきた子牛の頭をかぶせているのだ。
これらの作品にはファッション写真からはうかが知れない彼の反骨精神が感じられる。

この2点の写真はともに「My One Hundred Best Photos」(A.Zwemmer、1981年刊)の収録作品だ。なお本展ではこの本の制作時のプリントも展示されている。彼の作家としての世界観はこの本の作品セレクションに的確に現れていると思う。この作家性を知るとファッション写真の印象が多少変わるのではないか?
展示は華やかなカラーのファッション写真から始まっている。しかし順番としては、まずヴィンテージ写真作品を見てからファッションを鑑賞した方が良いだろう。

彼のオリジナル・プリントについても見てみよう。
過去のデータを調べてみたが作品の流通量はあまり多くないようだ。ファッション写真のアート性が認められる前に亡くなっていることが影響していると思われる。またヴィンテージプリントでも、スタジオのスタンプはあるがサインがないことで知られている。最新のオークションでは、上記の「ミノタウロスか独裁者か」3万から5万ドル(約300~500万円、1ドル@100円)ハーブ・リッツ作品への影響が感じられる"Nude under Wet Silk, Paris, 1939"は2万から3万ドル(約200~300万円)の落札予想価格。
80年代にエディション50で制作されたダイトランスファー10点のポートフォリオも2万から3万ドル(約200~300万円)の落札予想価格だ。

「アーウィン・ブルーメンフェルド 美の秘密」展は、東京都写真美術館で5月6日まで開催。 ファッション写真ファンは必見です!

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2013年3月12日 (火)

2012年に売れた洋書写真集
ランキング順位に変化あり!

アート・フォト・サイトはネットでの写真集売り上げをベースに写真集人気ランキングを毎年発表している。2012年の速報値が出たので概要を紹介したい。

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一番売れたのは、なんとヴィヴィアン・マイヤーの「Vivian Maier: Street Photographer」(powerHouse Books 2011年刊)だった。昨年までロバート・フランクの歴史的名著「アメリカ人」の刊行50周年記念エディション(2008年、スタイドル社刊)が4年連続の1位だった。なんと5年ぶりの1位交代となった。
マイヤー(1926-2009)は2007年にシカゴの歴史家により再発見された米国人アマチュア写真家。彼女のストリート写真は、ヒューマニストの視点を持ち、高いレベルの、美しさ、感動、ユーモアがある。戦後アメリカの都市生活のリアルライフが写されている点が評価されている。いまでは、ダイアン・アーバス、ロバート・フランク、アンリ・カルチェ=ブレッソンに並ぶ写真家といわれることもあり、作品は欧米の美術館やギャラリーでも展示されるようになった。写真雑誌「IMA」の2013年春号でも巻頭で紹介されている。
全く無名だった写真家がランキング1位だったのは集計を行ってみて正直驚きだった。

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2位もやや意外だった。なんと映画監督ウィム・ヴェンダースの「Wim Wenders: Places, Strange and Quiet」(Hatje Cantz、2011年刊)。彼は写真集を数多く出しており、「Written in the West」などはレアブック市場でも人気が高い。ファンが多いのもうなずける。

それ以降は、いままで売れていた、スティーブン・ショアー、ウィリアム・エグルストン、ティム・ウォーカーなどの常連が入ってくる。ロバート・フランクは「アメリカ人」がランクを10位以降に落とした一方で、「You Would」(Steid、2012年刊)がランクインしている。4位は長らく待たれていたウォーカー・エバンスの歴史的名著「American Photographs」(MoMA、2012年刊)の再版だった。これはほぼ予想通りだろう。

毎年ランキングの集計を行っているが、長引く不況による読者の保守化により、ずっと定番が売れる傾向が続いてきた。ここにきてランキングに変化が出てきたのは読者もそろそろ新しいビジュアルを求めるようになったのではないか?
ちなみに、知名度が低いがヴィジュアルが斬新なシグ・ハーヴェイの「You Look at Me Like An Emergency: Cig Harvey」(Schilt Publishing、2012)もランキングに入っている。やや意外だったのはライアン・マッギンレイ。彼の「Ryan McGinley: Whistle for the Wind」 (Rizzoli、2012年刊)は思ったほど売れていない。アート業界と一般読者との間には人気のギャップがあるようだ。

全体の売り上げ金額は微減だった。2011年は3.11東日本大震災の影響で売り上げが約18%減少した。とりあえず2012年は減少傾向に歯止めがかかったとポジティブに解釈したい。2013年になり株価が上昇しているものの急激な円安傾向になっている。これは直接的に洋書価格の上昇につながる。相場の見方次第だが、さらに円安になると考える人は今のうちに欲しい洋書を入手しておいたほうがよいだろう。

2012年ランキング速報
1.Vivian Maier: Street Photographer
2.Wim Wenders: Places, Strange and Quiet
3.Uncommon Places: The Complete Works
4.Walker Evans: American Photographs
5.William Eggleston's Guide
6.Tim Walker Pictures
7.Irving Penn: Small Trades
8.You Would, Robert Frank
9.Edgar Martins Topologies
10.You Look at Me Like An Emergency: Cig Harvey

詳しい全体順位と解説は、近日中にアート・フォト・サイトで公開します。

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2013年3月 5日 (火)

"The Emerging Photography Artist 2013"が終了!
グランプリは三善チヒロが受賞

"The Emerging Photography Artist 2013" (新進気鋭のアート写真家展) が先週末に無事に終わった。寒い日や雪混じりの雨天があったか、12日間の来場者数はほぼ昨年並みの約800名だった。

来場者は、参加者の知人、親戚はもちろん、写真家、ギャラリー、ディーラー、学校関係、企業、学生、若者が多かった。若手写真家からは次回公募に関しての問い合わせが多数あった。2014年も開催する予定だが、募集は12月上旬に行うと思う。もし興味ある人は、アート・フォト・サイトのメールマガジンに登録して欲しい。ここで最も早く募集情報が公開される。
その他、学校関係者からの推薦に関しての照会もあった。次回開催する場合は、学校関係の推薦者を増やすととともに、公募枠増加も検討する余地があると感じた。

今回の参加15名の作品は、非常にバリエーションに富んでいた。
制作手法は銀塩モノクロから、カラーCプリント、デジタル、フォトグラビュール、オブジェまであり、モチーフは、風景、ドキュメント、ファッション、抽象、静物など様々だった。12名の個性的な推薦者が参加者を選んだことで、日本写真界の多様性がうまく反映されたと思う。

全ての展示作品は値段をつけて販売された。なんと昨年を上回る30点に購入予約があった。新人を個人的に応援する人のほかに、コレクター、ディーラーによる新人写真家の将来性を期待しての購入も散見された。値段は安いものの、潜在的なアート性、資産性を持つ作品である点が顧客にアピールできたのだと思う。

今回も、トークイベント、フロアレクチャーを通して、推薦者、参加者の発言機会を設定した。これに対してオーディエンスからは、複数作家の話が聞けディーラーの判断基準もわかって参考になったという意見が聞かれた。ディーラーやギャラリストを志望する人にも、作家評価の参考になると好評だった。私の印象だが、伝えたいメッセージを自分自身で明確に理解していない人がまだ多いと感じた。

本展から作品の最終評価はオーディエンス、コレクターが行うべきという意図からグランプリ賞を設定した。来場者の関心が非常に高く、投票用紙がすぐになくなり追加補充を毎日行っていた。得票数と作品販売実績を加味し、グランプリは1990年生まれの三善チヒロが受賞した。準グランプリは遠藤弘道。

プルトニウム239の効果が千分の一に減るのに24万年かかるという。三善は24万年という途方もない時間に私たちがリアリティーを感じる方法を模索している。作品として提示されるのは昆虫標本のようなヴィジュアル。実は植物の根を手足に、葉を羽毛にして細かいパーツを作り、パソコン上で組み合わされた昆虫のように見える"根虫"の作品なのだ。彼女は、あえてこの途方もなくリアリティーのない方法でそれに挑戦している。本人は否定しているが、見る側はまだ24万年のうちたった2年しか経過していないことに気付き、東日本大震災と原発事故の記憶を否応なく意識してしまうのだ。彼女ののトークイベントでの途方もない作り話のプレゼンテーションもとても印象的だった。

Blog
(C)Chihiro Miyoshi

主催のJpadsは本展参加者に更なる展示機会を提供するためにいくつかの特典を用意した。今年4月4日~7日にかけて韓国ソウル市でアートフェア「ソウルフォト2013」が開催される。今回、Jpads会員ブリッツ・ギャラリーのブース内にJpads専用スペースを設けることにし、グランプリおよび準グランプリ受賞者の作品が展示される。グランプリの三善のことを推薦者の東京工芸大学吉田成先生は、大きな可能性を持つ原石に例えていた。ぜひソウルでも磨かれて少しでも輝きを増して欲しい。
また本年11月に開催される「倉敷フォトミュラル」にも参加者のうち8名が参加することが決まった。選出は今後行われる予定。

さて会期が終わり参加者は色々な感想を持っているだろう。主催した側からいくつかアドバイスをしておきたい。
まず、自分が信じていたメッセージが見る側に伝わっていたかどうかの検証を行って欲しい。たぶん多くの人は思い通りには伝わらなかったのではないか。その場合、何でコミュニケーションがとれなかったかを分析して原因と改善点を考えて欲しい。ヴィジュアル、アイデア、コンセプト、感情面、販売価格、展示方法、イベントでのトークなど、どこかに問題点があったはずだ。それを認識して直すことで作品の完成度は間違いなく上昇する。
仕事として作家活動を行う以上、写真展示終了後のフォローアップが非常に重要になるのだ。ポートフォリオは展示して終わりではなく、常に進化していかなければいけない。

参加者の現場で自分のメッセージをオーディエンスに伝える努力はいうまでもない。それ以外にも、自分のアピールを関係者に積極的に行ったほうが良いだろう。会期中は、将来作品を取り扱ってくれるかもしれないディーラー、ギャラリストなどが多数来場していた。
若手、新人にとっては、自分自身をアピールしたり、情報収集や意見感想が出来る絶好の機会だったと思う。
普段だと仕事の依頼になってしまうので、このようなカジュアルに話す機会を利用しない手はないだろう。プロ写真家には特にアピールする必要はないだろう。作家を目指す場合、写真家は同業のライバルになるのだ。プロ写真家に積極的にアピールするのはアマチュア写真家なのだ。作家としてのキャリアを追求していくのであれば、自分から行動しなければ何も起きない。実はこのようなアピールは非常に重要。たとえば、グループ展やアート・フェアの参加作家を決める場合、実力が同じなら積極的な人が選ばれるのが一般的だ。

最後に今回も企画、運営に準備不足など至らない点が多々あったことを心よりお詫びしたい。特に準備期間が短かったこと、告知活動が十分でなかった点は多くの人から指摘を受けた。事務局担当者の増員が必要だと強く感じた。来年以降に開催予定の次回展では、今回の反省を生かしあらゆる面でより高いレベルの新人グループ展にしたいと思う。

来場者、協賛企業、参加者、推薦者、関係者のみなさま、ありがとうございました。

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