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2013年4月 2日 (火)

ソウルフォト2013
アジア市場拡大への挑戦

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ブリッツは4月4日~7日にかけて韓国ソウルで開催されるソウルフォト2013年に出展する。私どもは2年ぶりの3回目の参加となる。昨年は、アート・エディション展の一部として開催された。写真家が直接参加する方法になりギャラリー参加がなくなったのだ。しかし、結果が芳しくなかったらしく今年からまた以前の運営方法で行われるようになった。
日本と同様に、アジアのアート写真のプライマリー市場も低迷が続いている。中国人コレクターの動向が注目された2010年のソウルフォトは日本から数多くのギャラリーが参加した。しかし、売り上げが上がらなかったことで翌年は日本からの参加ギャラリーは私どもだけだった。その後、中国人コレクターが資産価値のないアートを買わないことは周知の事実となった。詳しい状況はまだわからないが、今年も同じような醒めた感じのフェアになるのではないだろうか。
東京フォトはセカンダリー作品を主に展示するというフェアの方向性が見えてきた。しかしソウルフォトはまだ独自色をだせていないという印象だ。私はアジアのエマージング作家やプライマリー作家が集まるようなフェアを目指せば良いと思う。会場では主催者や参加者に色々と話を聞いてみたい。

私どもは、ソウルは重要な市場になり得ると考えている。ブリッツは主に欧米の写真家を日本を含むアジアに紹介している。日本人写真家も西洋的なテイストも持った作家が中心だ。韓国は儒教の国なので共同体的なセンチメントがいまだに強い。日本同様に西洋のクールでドライなセンチメント持った写真作品へのあこがれがある。以前、展示したファッション写真やマイケル・デウィックの作品は非常に人気が高かった。また、このフェアには中国、台湾などからも関係者が集まるので情報交換にも都合が良い。
作家を目指す人にとって、作品制作の継続が基本となる。それは見せる側も同じなのだ。その市場が重要と考えればギャラリーも展示を継続しなければならない。

いままでは主に資産価値のあるセカンダリー作品やプライマリーで活躍する外国人作家を展示していた。しかし、昨年の東京フォトでそれらの作品を出したので今回のソウルは現場に合わせて、日本人の取り扱い作家を展示することにした。現地のギャラリーはほとんどが地元のプライマリー作家を見せているのだ。
今回展示するのは百瀬俊哉、高橋和海の風景、横木安良夫、丸山晋一、下元直樹の抽象作品とした。取り扱い作家の、マイケル・デウィック、トミオ・セイケ、ハービー・山口、中村ノブオらの作品も持参する予定だ。
その他、ひとつの壁面をJPADS用に使用して、先日行ったジ・エマージング・フォトグラフィー・アーティスト展のプロモーションも行う。グランプリを受賞した三善チヒロの作品や、その他参加者の写真も展示する。

ソウルフォトのオフィシャルサイト。
http://www.seoul-photo.com/index.html

会場のcoexのサイト。
www.coex.co.kr

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