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2014年1月14日 (火)

2014年の展示予定など
ブライアン・ダフィー展
第3回新進気鋭のアート写真家展など

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
皆様にとって2014年が素晴らしい年になりますようにこころよりお祈り申しあげます。

2014年の展示予定など

・「ブライアン・ダフィー写真展」
英国人写真家ブライアン・ダフィー(1933-2010)の"DUFFY...PHOTOGRAPHER"がブリッツの新年初の写真展となる。少し先になるが、1月24日(金)にスタートする。

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“Bowie, Aladdin Sane”ⓒ Duffy Archive 禁無断転載

ダフィーは60~70年代に活躍した英国のファッション写真家。キャリア晩年に作家性が認められ、死後の写真集刊行と、昨年夏にロンドンのヴィクトリ&アルバート美術館で開催されたデビット・ボウイの回顧展覧会で「アラジン・セイン(Aladdin Sane)」のアザー・カットがメイン・ヴィジュアルの一部に使用されて一気に人気が盛り上がった。世界的に行われている、過去に活躍したファッション写真家再評価の流れから見出されたのだ。
現在、展示準備を進めているがだいたい30点程度の展示になる予定。ファッション、ポートレート、デビット・ボウイから代表作がセレクションされる。
ボウイのセクションでは、「アラジン・セイン(Aladdin Sane)1973年」、「ロジャー(Lodger)1979年」、「スケアリー・モンスターズ(Scary Monsters)1980年」のLPジャットに使用されたイメージを展示。特に「アラジン・セイン」では、コンタクト・シートをグリッド状にしたり、モノクロに反転したイメージなども紹介される。
ポートレートでは、アーノルド・シュワルツネッガー、ブラックサバス、デビッド・ジョーンズ、デビ―・ハリー、ブリジッド・バルドー、ジョン・レノン、ジェーン・バーキン、ジーン・シンプソン、ポール・マッカートニーなど。
ファッションでは、雑誌ヴォーグ、クィーン、エルやピレリー・カレンダー用に撮影されたものなどが含まれている。
会場では1960年代から1970年代の時代の気分と雰囲気が感じられるだろう。その時代を知っている人には懐かしく、また若い人たちには新鮮に感じられる写真展になると思う。

詳細は以下をご覧ください。

http://blitz-gallery.com/gallery_exhi_cur.html


・「The Emerging Photography Artist 2014」
今年も"ジ・エマージング・フォトグラフィー・アーティスト2014"「新進気鋭のアート写真家展」を2月18日から広尾のインスタイル・フォトグラフィー・センターで開催する。
アート写真を取り扱う業者団体のJPADSが、新人アート写真作家を発掘するために行う3回目の試みとなる。
今回の募集要項にはいくつかの変更点がある。
まず写真を取り扱うギャラリー、ディーラーの推薦を止めて、写真教育関係者の推薦中心で行うことにした。また参加者の年齢制限を35歳までとした。本展の趣旨は写真分野で作家活動を行っている無名の若手、中堅に展示の機会を提供すること。しかしアート業界では40歳代も若手になる。ギャラリー、ディーラーが推薦する場合は、 業界的には新人だが写真家としては経験豊富なベテランになってしまう。どうしても学生との年齢差が大きくなってしまうのだ。残念ながら前回はその悪影響も見られた。
また過去2回はJPADSが考える写真作家の意味を正しく理解していない参加者が多かった。日本では写真は趣味の世界のもので、ファイン・アートとは考えられていない。理解が違うのはしかたないことだと思う。このあたりの啓蒙活動はJPADSにとって大きな課題だ。そうであるならば、社会の厳しさを知り、趣味の充実のために割り切って写真を撮っている人よりも、若くて自分が天才だと信じる怖いもの知らずの若いひとたちの展示の方が開催趣旨に合っていると考えたのだ。
その判断が難しいことがいままでの経験でわかったので単純に年齢制限を設けた。その分、学校関係者の推薦数が増加した。今回から新たに、大阪芸術大学、多摩美術大学、東京ビジュアルアーツからも写真家を推薦してもらった。日本人写真家以外に韓国、中国からの写真家も参加予定。少しばかり国際的になってきた。
昨年同様にカタログを制作するとともに、グランプリも選出予定だ。参加者による自作をアピールするためのトークイベントも開催する。これからも試行錯誤を行いながら時間をかけて作家志望者の登竜門に育てていきたいと思う。

○プレスリリース、参加者リストは以下でご覧いただけます。
http://www.artphoto-site.com/jpads_pr_011.pdf

○プレス用プリントは以下でご覧いただけます。
http://www.artphoto-site.com/jpads_pr_011image.pdf

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